販売管理ソフトはシェアより
粗利重視の小規模企業ほどクラウドがおすすめな理由

今回は販売管理ソフトはシェアより粗利重視の中小企業ほどクラウドがおすすめな理由というテーマでお話をしたいと思います。

大手の販売管理ソフトは
高い市場シェアのせいでクラウドが弱点に

色々な販売管理ソフトがあると思います。
元々小さなソフトハウスさんからスタートされていたり、会計事務所さんが作り始めたようなソフト会社のソフトでも今では大企業です。
国内で大きなシェアを誇って活躍されている会社が多いと思います。

世の中の方向としてクラウドを中心に世の中が移行しているわけですが、日本のソフト屋さんの現状としてはライセンス契約に基づく高い収益モデルがあります。

その為、
新しい仕組みになかなか移行しづらい
ソフトウェアとして時代遅れに少しずつなっていく

というのが現状ではないかと思います。

動画版販売管理ソフトはシェアより 粗利重視の小規模企業ほどクラウドがおすすめな理由
ソフト開発会社の技術的には販売管理ソフト完全にクラウドやブラウザベース中心に変えることが出来そうなのですが、そう上手くはいかないようです

例えば、iPadの入力iPhoneの機能をフルで使うようなアプリケーションの開発今でもクラウド版やブラウザ版で別料金にしたり、iOSの契約ライセンス台数が不明瞭になりやすかったりします。

iPadやiPhoneを使った提供なかなか先に進んでいなかったりということで、
今の新しい流れ矛盾を抱えているような販売管理ソフト少なくないかと思います。

その理由は簡単で、
昔であればWindowsのコンピューターを社員数分一斉に導入して、
そこに乗っているソフトウェアも一台いくらライセンス管理するという形の枠組みから抜けられないというのが現状ではないででしょうか。

これらのやり方というのはいわゆる就職氷河期の頃に流行った卓越的なやり方なので、今から見ると25年・30年前のやり方なのです。
これが問題を抱えているのではないかというお話です。

粗利が全ての小規模の会社では
大企業的な販売管理ソフトが水に合うわけがない

かつての20年前や30年前のように

「国内の市場シェアを目指すぞ!」

というようなビジネスモデルの場合
社員教育も何人か社員を入れて画一的な教育をして同調させるような圧力が高いような組織運営でした。
硬直化した組織運営で業務体系を維持するためにルールに決めるといういわゆる軍隊的なやり方です。

そうすると、同じ教育モデル拡大再生産が可能になりました。
人材を急速に育成して配備出来るということが可能になるので、昔の軍隊的なモデルとして有効でした。
それを今でもしているというのが市場シェア型のビジネスかと思います。

とはいえ、そのやり方は今では簡単にいうと
完全に「ブラック企業」です。
それで苦しんでいる会社が多いと思います。
特にブラック企業のレッテルを貼られてしまいますと、
若い労働力には嫌われてしまいます

新しい戦力がなかなか入ってこないことで、ブラック企業に慣れている社員さんは自由な発想の会社へ移ることが難しいので残留しがちになります。

良いことなのか、悪いことなのかが分かりませんが、改善が進まない中で現状のメンバーが高齢を迎えていきます
それが一つの原因になっているのではないかと思います。

新しい今の21世紀型の企業では
規模が小さくても様々な業種にチャレンジしています。

粗利の拡大を目指していくというビジネスモデルで、特に勢いのある中小企業さんとの風土としては水と油の関係です。
そういう自由の風土では馴染まないのではないかと思います。
そうすると、過去のしがらみから抜け出すには社員さんの流れだったり、オフィスやバックヤードの改善だったりをする必要がこれからの時代は出てきます。

要するに働き方を変えないことには新しいビジネスモデルへ移行出来ません
その働き方を変えるには販売管理のような業務ソフトのシステムを変えていかなければいけないというのが現状ではないかと思っています。

販売管理だけじゃない。
小規模な会社ほどソフトはクラウドがおすすめな、たった一つの理由

 


現在はテレワーク推奨の時代です。
場合によっては自宅で社員さんが働くことがデフォルトの時代、あるいは1ヶ月の中で社員さんの出勤日数が10日切ってたりすることが出来る時代です。

こういう場合に
オフィスでなければ なかなか業務アプリが動かない だったり、
正規書類一つ発行出来ない だったりというのは
業務の流れとして完全なハンディギャップではないかということです。

ましてや、社長をはじめ管理職外部の会議だったり、
遠隔地でミーティングをする場合に
経営指標を誰一人見ることが出来ないというのは
令和に入ってから笑い話でしかないです。
出来ないなんて、令和の時代これをやってしまったら笑い話と言わざるを得ません。

皆が導入したソフトなのに、経営幹部だけ数字が見られないというのはありえないと思います。
今までの旧来のソフトウェア環境だと正直そういうところがあるのではないでしょうか。

あるいは大阪本社の会社だと、
例えば東京の営業所何らかの数字を操作する時に
全く動かなかったり
大阪で社員さんがいないと業務が始まらなかったり
今の考えとしてはありえないと思います。

例えばスタッフさん社員さんだったりが
社外に出てお客様や取引先だったりと折衝する場合も、
企画の担当者が一人で抱え込むのでなく本社に居るバックオフィス、
あるいはリモートで支援してくれる社員さんのサポートを受けてこそ
業務が前に進むというものです。

典型的にいうと営業さんです。
営業マンさんが一人で業務を抱えて打ち合わせして、

「それでは、お見積もりを作るのは会社に戻ってから作ります」といったような感じです。

そうすると、商談が冷めてしまって次のアポイントの時には話が変わってしまっています

また打ち合わせし直して

「企画書を作ります」
と言って帰ってしまうと話が二転三転してしまいます
これだとビジネスが全く進みません

これまでは要するに20世紀だとこれが当たり前だったのですが、今となっては笑い話でしかありません。
そういったビジネスモデルの進め方を今だにしている会社は正直少なくないと思います。
正直「危ないな」と思うのですが、なかなか危険な事が認知されにくいというのが現状ではないでしょうか。
これらは全く時間の無駄です。

商談や打ち合わせそのものはホットなうちにクローズしないと、そもそも二度・三度手間ですし、機会そのものを損失します

クローズする内量はより一層上がるばかりでビジネスのハードルが上がっていきます。
結果的に一人当たりの生産性が急速に落ちてきて、収益性が悪くなっていきます

それがなかなか経営者の方が体感で掴めない、あるいは年齢関係なくそういったハードルの高さが経営者層に繋がってないという場合だと経営者に問題があるのではないかと思います。

今回お話するのは、当然今は
クラウドやテレワークベースで仕事を進めないといけません。
でなければ、生産性が上がらないということです。

そういった場合の販売管理ソフトは、シェア重視より粗利重視の小規模企業ほどクラウドがおすすめな理由ということでご説明させていただきました。
参考になりましたら幸いです。